アオアシ227話

小林有吾先生による漫画「アオアシ」の227話の見どころです。

 

 

青森の練習法

雪に埋もれた青森では、練習場を短時間しか確保できない。「時間を大切にしろ。」と監督は指導する。選手の理解が及ばなければ、すぐに練習を止め、その場で指導する。いたってアナログでボードに修正点を書きながら指導する。あらゆる手段を使って、5日かかるところを3日で覚えさせる。エリートコースから外れた選手たちの自尊心を刺激し、監督は、「俺がお前たちを勝たせてやる。二度と負けないための練習だ。聞き逃すな。次はない。」と、さらにやる気を引き出す。勝利への執念が選手たちに伝搬していく。

  

ハイプレス

深い雪の中を走りこんで得られた無尽蔵のスタミナが青森の武器である。青森の全員プレスにかき乱された船橋は、当たり前のようにミスが出る。フィールドはフォーメーションもなく混沌となっている。

 

リヴァプール

「抜けろ二人とも」と北野の号令で混沌から抜け出す強力なFW。このサッカーはリヴァプールだ。青森の作戦は、「船橋リヴァプール式カウンターを続けるなら、ワトフォードをやれ。慣れないポゼッションに切り替えるならリヴァプールをやれ。」であった。全ては青森の掌の上である。

 

感想

私はサッカーは好きだけど、知識やシステム的なことはよく分からないです。アオアシで言われる理論が、どこまで実践的で、どこがとんでも理論なのか分かりませんが、とにかく熱いです。物語に惹き込まれていくので、細かいことはどうでも良くなります。