あおざくら196話

二階堂ヒカル先生による漫画「あおざくら」の196話(勤務目標)の見どころです。

 

 

ド変態近藤

文系なのに理系のノートを欲しがる近藤を松平はド変態と褒めます。整理整頓されている近藤の机を見ても、色々なものに手を出している感があると、近藤にはない視点を指摘します。器用貧乏という松平に万能と言って欲しいと返しますが、近藤にも思うところはあったようです。

 

勤務目標

近藤は、1学年の時は「考え続けること」を目標にしました。今年の目標を何にするか悩みます。去年の考え続ける目標が今年の自分を縛って身動きがとれません。同期と話しながら、今年の目標を考え続けます。ライバル土方とも孔子論語を交えて言い合います。岡上の指摘を思い出して、うじうじ悩むのをやめます。

 

近藤のやりたいこと

今まで防大でやってきたことを振り返ります。その中で、儀丈隊の自衛隊音楽祭りに参加できなかったことを思い出します。近藤の目標が決まりました。千葉や坂木は、「一意奮闘(儀丈隊)」という目標を見て、近藤の成長を微笑ましく眺めます。

  

感想

器用貧乏も、第三者からすれば羨ましい能力ではありますが、核となる分野が欲しい気持ちも良く分かります。特に同期が儀丈隊でレギュラーに抜擢されているなら、悔しさもあったことでしょう。学生のうちは色々手を出すのも正解だし、一つに熱中するのも正解ですよね。