チェンソーマン82話-朝食はしっかり-

藤本タツキ先生による漫画「チェンソーマン」の82話の見どころです。

マキマの真意

あっさりパワーを殺したマキマは、デンジとリビングに戻る。これは夢だと呆然とするデンジに、まるで子供の用に笑いながらマキマは語る。デンジがポチタと交わしたのは約束じゃなくて、契約だった。マキマは、どうすれば、その契約を破棄できるか考えていた。そして思いついたのが、デンジをとても幸せにしてから、全部壊すことだった。優しいお兄ちゃんアキも世話の焼ける妹パワーも、マキマの計画の一環だった。

マキマからは逃げられない

この先のデンジの幸せはマキマが作る。そして壊す。悲しみを乗り越えて友達を作っても、マキマが殺す。結婚して家庭を持ってもマキマが殺す。 マキマはデンジを逃がさない。

逃げる気力を失うデンジ

デンジは、過去に親父を殺していた。酔った親父に殺されそうになって、仕方なく殺した。マキマは追撃する。パワーを殺すのを手伝って、アキを助けられたかもしれないのに殺して、親父も殺した。そんなデンジが普通の生活を望んでいいはずがない。 デンジの心は壊れていく。

感想

ここまで、少しずつ腹黒い描写があったマキマですが、明確にデンジを陥れるために、周りを巻き込んだといわれ、少しショックですね。マキマが家で犬しか飼ってない描写は、カウンターで大切な人が狙われたりしないためだったりするのでしょうか。そんな情すらなさそうな気もします。