マイホームヒーロー110話-覚悟-

原作山川直輝先生、作画朝基まさし先生による漫画「マイホームヒーロー」の110話の見どころです。

 

 

鳥栖次郎

教祖の弟である鳥栖次郎は村の安全を任されていた。外界と閉ざした村ではあるが、政治的な邪魔は入る。そのため、武力、金の力、外の法律、政治の力、そして文明の利器も使って、この村を守ってきたのである。次郎は、半グレと間野会のヤクザが攻めてきたことを把握済みである。次郎は、「呉服屋に入り込み、窃盗した6億をやるから帰れ」と言う。一見下手に出ているようだが、不敵に笑いながら「ここで引き金を引いたら最後の一人まで戦うぞ」と脅す。

 

冷静な窪

若い半グレが挑発に乗ろうとしたところを窪が諫める。この場は、大人しく引き下がる。地理的にも人数的にも不利だからである。窪が「揉めた相手の簡単な潰し方を知ってるか?仲直りの握手をしながら後ろから殴ればいい」と説明する。志野に確認すると、山の麓に警察が待ち構えているらしい。退路を断たれた窪は、教祖を拉致ることにした。

 

鳥栖哲雄

鳥栖哲雄は、屋敷から脱出を始めた。半グレの見張りは、最悪哲雄を射殺するつもりで後を追う。甲斐は、哲雄を助けるために後を追うが、半グレを殺す覚悟まではない。

 

感想

想定していた以上に、村のヤクザ(鳥栖次郎)が大物のようですね。窪は頭が切れそうですが、半グレは頼りになりそうもないです。甲斐の覚悟が今後に影響がありそうですが、この人死にそうだなぁ。扉絵の哲雄は格好良いですね、顔を見せないことでより悲壮な決意が伝わってきます。