魔女に捧げるトリック2話-不信心な男-

渡辺静先生による漫画「魔女に捧げるトリック」の2話の見どころです。

 

 

魔女狩りの真実

悪魔の根城が森にあると見せかけて、町に逃げ込んだマキトとミア。マキトを悪魔だと怯えるミアにマジックだと説明する。未来から来たことを明かし、魔女狩りは、無実の人間を処刑しているのだと伝える。

 

イカサマ賭け師

少女ロミに母の形見のペンダントを盗まれ、賭けの対象にされる。賭けを行っているのはロミの父親で、既に嫁を賭品にして負けていた。連勝が続くわけがないと、大勝負に挑むも、負けてしまう。

 

マジシャンの演技

マキトは、相手の賭け師がイカサマをしていることを見抜く。ミアに自分を「坊ちゃん」と呼ばせ、金持ちと思わせる。ターゲットを自分にしたマキトは、掛け金を、500ターレルから5000ターレル(約1億円)に跳ね上げる。鴨だと信じているイカサマ賭け師は、承諾して勝負する。

 

イカサマ

店主がグルになっているイカサマ賭け師は、強カードが配られるはずだった。それを見抜いたマキトは、パーム(手の中に隠す)で配られるカードの順番を変えて、勝負に勝った。暴力で反故にしようとするイカサマ賭け師に「ルールとはプレイヤー同士の契約、つまり悪魔と契約したのだ」と脅して、金と寝床を回収した。

 

感想

マジックの解説が入るのが楽しいですね。このいう豆知識系は大好物です。しかし、寝床が確保できたといっても、流れ的にマキトが悪魔であることを知らしめる展開なので、状況が悪化してる気がします。ミアからの信頼は得られたようで、本格的に魔女狩り阻止へと進むみたいですね。