彼女、お借りします154話-思いきりと彼女-
宮島礼吏先生による漫画「彼女、お借りします」の154話の見どころです。
ツーカーの仲になった墨ちゃん
まったく喋らない墨ちゃんだが、軽いジェスチャーで、意思疎通する和也。墨ちゃんに相談があると言うと、小さくガッツポーズで喜ぶ墨ちゃん。客から相談を受けるなんてレンカノ冥利に尽きるとずれた解釈をする和也。ほんとうに鈍感な男である。
号泣する墨ちゃん
和也の相談を聞くと、あまりの出来事に号泣してしまう墨ちゃん。ちづるの心配をするが、和也はよく分からないと答える。いつもの笑顔で平気と答えるちづるに、何もできなかったのだ。今の墨ちゃんなら、ちづるの気持ちが自分より分かるんじゃないかと思い、相談したのである。
ゴーイングマイウェイ墨ちゃん
突然、席を立ち和也を連れ出す墨ちゃん。あたふたしながら新宿、電車、湘南へ。何でと尋ねると、「悩みには海」と書いて見せる。そして、「私も千鶴ちゃんのために、何かしたい。ここからはお友達」と"喋った"。
感想
人前でまともに喋れない墨ちゃんという存在が、千鶴のために行動し、自分の意志を明確に発するという回でしたね。というか、喋れるようになり、かつ主人公を好きな墨ちゃんって正ヒロインじゃないですか。千鶴さん勝てるんですか、いや勝つんだろうけれど。