化物語102話

原作:西尾維新先生、作画:大暮維人先生による漫画「化物語」の102話の見どころです。

 

 

意味深

意味深に暦に「何か食べたいって思わないのかい?」と聞く、忍野。「全然」と何か意味があるのかと聞き返す暦。「いや別に、意味はあるよ」と答える忍野。あるけど、答えないので意味が分からない。

 

暦が勝てた理由

暦は、怪異の王キスショットに勝利した、プロたち相手に、なぜ自分が勝てたのか疑問に思う。「いいセンスだね」と答え、その解答を示す忍野。忍野が見せたのは、キスショットの心臓である。あの3人のプロは、不調のキスショットに勝ったということだった。

 

誰が心臓を奪ったのか

キスショットに気付かれずに心臓を奪うとは、並大抵の実力ではない。一体誰が奪ったのか聞くと、不敵な顔で「僕」と答える押野。バランスをとるために行った。めちゃくちゃ苦労したけれど、と語った。暦は忍野がそれだけの実力があることを理解した。だからこそ、あの3人のプロとネゴシエイトできたのだった。

 

バランサー忍野

キスショットの心臓を奪うことで、あの3人とキスショットの勝率は五分になった。この心臓を取り戻せば、完全体になる。忍野は、「君とキスショットでは、君らに"分"があり過ぎる。バランスは正さなければならない」と言う。冷や汗が垂れる暦。忍野は「僕が4人目だ。さあ、やろうか」。激突必死である。

感想

今までめちゃくちゃ怪しかったけど、狂言師的な役割だった忍野が、実力を示す回です。まあ、彼の性格的に次回戦闘回避しても驚きませんけどね。しかし、怪異の王に気付かれずに心臓を抜き取るとか何者なんですか。とてつもない強者のオーラが出ています。頭の良い強者とか絶対相対したくないですね。