化物語103話

原作:西尾維新先生、作画:大暮維人先生による漫画「化物語」の103話の見どころです。

 

 

ズボラなラスボス忍野

キスショットの心臓を賭けて勝負と言われて、とっさに植物の力を使ってビルの欠片を忍野にぶつけようとする阿良々木。「勝負するはずだった」と過去形で話す忍野。相変わらず飄々として掴めない男です。

 

慰謝料

委員長が捕らえられた件は、忍野にとっても予想外だったと言います。これは慰謝料代わりだと、キスショットの心臓を阿良々木に渡します。「あの失態は日本に住む全ての忍野の責任だ」と言い放つ。

 

委員長の異常性

忍野からしても、委員長の優しさは気持ちが悪いレベルです。ただ善良というだけでは説明がつかない常軌の逸し方なのです。阿良々木は何も答えず、薄々そう感じていることを示します。

 

忍野退場

「無事人間に戻れたら、もう軽率な行動を取らないように」と助言して、忍野はその場を去ります。阿良々木がまるで出ていくような言い方だとつっこむと、忍野は「仕事が済んだから出ていく」と告げます。忍野は「自分のミスと相殺で阿良々木の借金は返さなくて良い」と言う。阿良々木は、その後ろ姿に黙って感謝の礼をする。

 

感想

ついにキスショットが完全復活しました。今のところちっこいマスコット的なキスショットしか見てなかったので、その脅威がいまいち分かりませんが、これから世界に影響を及ぼしたりするのでしょうか。阿良々木は人間に戻れるのでしょうか。